いきぬき或いはいきざま

オタクの話や日常のあれこれ

初めて柴崎亭に行けました

京王線を使うようになって長いのに、つつじが丘にあるラーメンの名店「柴崎亭」に一度も訪れたことがなかったのですが、やっと行けたので報告です。

この日はつつじヶ丘に用事があったので、絶対行こうと意を決して行列覚悟で訪問。14時過ぎでランチのピークを過ぎていたこともあり、ほぼ並ばずに入店できました。(とは言え常に来客は絶えず、満席でした)

着丼したラーメンを一目見て、その美しさに息を呑む。

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「生きた。」

大袈裟でなく、このビジュアルだけでまず感動し、舌が火傷しそうなほど勢いよくスープを啜りました。

いただいたのは「煮干し塩ラーメン」。初めての訪問なので、一番人気と書かれたメニューを選びました。

煮干しの出汁が強過ぎず、優しいスープが五臓六腑に染み渡ります。

実はこの時、少し前から続く悩みで虚無中の虚無になるしか道はない八方塞がりな気持ちだったので、美しく美味しいラーメンを食すことでまだ喜びを感じられる自分に安心したし、この一杯への感謝が溢れました。泣くかと思った。

チャーシュー、メンマ、青ネギというシンプルなトッピングも穏やかな味で、今の私に合っていて、どれも美味しくいただきました。

誰かが幸せを作ってくれて、それを背伸びせずに手に入れられるのがラーメンの醍醐味だと思います。

ご馳走様でした。明日からも頑張ります。

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