チャン・ウヒョクさんのカフェに行って来ました

あけましておめでとうございます。と書こうとしていたら、もうすぐ2018年も1か月が経とうとしています。こうやって今年もすぐに過ぎてしまうんだろうなあ。大切に生きよう！

突然ですが私は、年が明けてから少しの間韓国に行っていました。

そして夢のような時間があったので、ここに記します。

2017年を振り返ったブログの時に、去年現場がなかったから書いていなかったのだけれど、実は私K-POPにも大好きなグループがあるんです。

常に同じ熱量や行動力を持って追えているわけではなくて、現在もマイペースに応援しているだけなのだけど、一生好きでいることはやめないだろうなあと思う、人生にものすごく影響を与えてくれた「H.O.T.」という5人組。

東方神起や少女時代で有名なSMエンターテインメントの第一世代アイドルと言われるグループです。今もSMに所属しているカンタくんは日本でもその界隈では知名度があるのではないでしょうか。今はグループの活動はなくて、それぞれが音楽やバラエティや芸能とは無関係な事業などで活躍しています。そう、韓流スターは起業しがち。ちなみに、それ解散したって言うんじゃない？というのは野暮です。活動休止説を取ってる過激派は15年以上経っても絶対解散なんて言わない。あと、ネット記事の再結成の話題も公式発表ではない限り周りがざわついててもスルーを決めます。面倒くさくてごめん。

そのH.O.T.を1999年から好きなのです。

ジャニオタ的用語で言う「自担」はグループ内の帰国子女枠、可愛いとクールが同居するトニーなのだけど、いわゆる箱推しで全員大好き(えびもでんぱも全員大好きで好きな人だらけじゃんというツッコミは甘んじて受け入れる)。

で、この度メンバーの1人、チャン・ウヒョクさんがオープンしたばかりのカフェに行って来たので、そのレポです！

チャン・ウヒョクさんとは

まず、イメージがつきやすいようにウヒョクさんがどんな方なのか簡単に説明しますね。(知ってるよ！と言う方は飛ばしてOK)

グループではダンスとラップでグループのクールで攻撃的な部分の表現を担いながらも、間奏の優しい台詞パートも担当してときめかせてくれる、絶対にメロディーを歌わないミステリアスな役割でした。後にH.O.T.から離れて披露された歌声があまりに愛くるしくて悶絶したものです。

ダンスの腕がスバ抜けていて、以前エビちゃんずーに出演してA.B.C-Zにダンスを教えていたあの黄帝心仙人さんと韓国のバラエティ番組で共演し「歌手をしている人でこんなにダンスがうまい人はいない」と評されたことも。

無口で芯が強く、メンバー紹介曲での掛け声は「Wild guy is ウヒョク」。

そして極めつけの情報をお伝えします。ウヒョクさん、猛烈にお洒落なんです！いつの時代もちょっと尖ってて、でも近寄りがたくはない、絶妙なお洒落。私の語彙では説明できないからググって。限定品ぽいお洒落なスニーカー履きがちな感じの。パーカーとかカーキ色の服とか着がちな感じの。服をデザインしそうな方じゃなくて、お洒落人間達のクリエイトしたものたちを楽しく着こなすことを楽しむ方の。とにかく格好良い。こんな言葉しか出て来ないのが歯がゆい。

いざ、カフェに向かう

お洒落人間ウヒョクさんがオープンしたカフェは、ソウルのマンウォンドンにあります。一緒に訪れた韓国人の友人(同じくH.O.T.ファン)によると、今一番熱いエリアだとか。芸能人は皆ソウルの南側、カンナムと呼ばれる地域で遊んでるのかと思っていたら、最近はマンウォンドンらしいですよ奥さん！ウヒョクさんがカフェを作るくらいだから間違いありません。

カフェの名前は「知能啓発(지능계발)」。韓国語を発音すると「チヌンケバル」という感じ。Arcade cafeと銘打った店内には、スト2とパックマンのアーケードゲームもある(恐らく地下？にはもっと色々)。テーマは90年代前半とのこと。

地下鉄を乗り継いでマンウォン駅に着くと、Googleマップを頼りに歩きます。というか友人に着いて行きます。んん、今流行りのエリアなんだよね？？やけに昔ながらの活気のある商店街が続くけど？？本当に？？と、誰ともなく疑いたくなりながら歩くこと10分程でインスタで見たお店が道の向こうに見えてきました。

(ちなみに商店街は食品を中心に美味しそうなものがたくさん。南大門市場っぽいけどもっと地元民しかいない感じで面白かった。)

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奥に見えるあの建物！

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店舗の前の手作り看板。

コーヒー、ビール、アーケードゲームと書かれています。

と、ここで友人に異変が。

友人が突然私の腕を引っ張って入店せずに反対方向にダッシュして、こう言いました。

「オッパ*1がいる！！」

私たちが訪れたのは日曜日。事前に集めた友人の他のオタク仲間たちの経験談を総合すると、週末はウヒョクさんが店頭に立つことはないだろうということになっていたはずでした。

そもそもウヒョクさんはこの日の数時間前、インスタに「お掃除ロボットが壊れたぁ～」とかいう動画を上げていたのに。直ったのでしょうか。

ウヒョク様は、窓からよく見えるカウンターの近くの椅子に腰掛けて、パソコンで何か作業されている。

OMG、どうしよう。作戦会議開始。そうだ、私が持っている「かぶきあげTOKYO」の歌舞伎揚げをウヒョクさんに渡そう。私が友人へのお土産として持参していたものだけど。友よ、ごめん。

呼吸を整えて入店、そして注文。

最初にカウンターで注文するスタイルのカフェ(と書きながら、緊張したまま突き進んでいたから本当にそうなのか不安になってきた。レジの横にメニューが置いてあったから合ってたよね？？)。

カウンターに2人ほどのスタッフがいたので、てっきりその方々が応対してくれると思ったら、まさかのウヒョクさんが立ち上がり、当然のように注文を聞いてきます。

何が繰り広げられているのか分からないまま、顔面を凝視。顔が小さすぎる。お肌がツルツルすぎる。美しすぎる。とてもアラフォーとは思えない。

違う、注文だ。視線をご尊顔からメニューに移して蚊の鳴くような声でカフェラテを指定。友人が伝えてくれる。

お会計も友人がまとめてしてくれたけど、ウヒョクさんにクレジットカードを渡す手がめっちゃ震えていて、彼女からも緊張が伝わってきました。なんて小心な2人。

とりあえず、注文完了。ウヒョクさんは2018年もものすごく格好良く生きていることを確認できました。そしてめちゃくちゃクールでした。神様ありがとう。

店内の様子

実はブログに書くという発想がなくて、写真全然撮ってないんだ…。ごめんね…。

唯一雰囲気を伝えられるのはこちら。
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すごいでしょう？ウヒョクさんの「逆におしゃれ」に仕上げるセンス。ほんと好き。

国が違うからストレートに懐かしいという気持ちにはなれないけれど、興味深いなあと思いながら見ていました。ゲームは日本のものが多いから、お金持ちになったら何かすごいものを見つけてプレゼントしたい想いが沸く。尚お金持ちになれる気配はない。

カフェラテ到着

カウンターから呼ばれて、取りに行くシステム(お、この流れ的にやっぱり最初に注文で合っていたようだ)。さすがに呼んだのはスタッフの人だったこともあり、颯爽と友人が受け取りに行ってくれました。

ウヒョクさん、実はカフェをオープンする前にバリスタの勉強をして資格を取得したり、アメリカに渡ってカフェ巡りをしたり、本格的なコーヒー好き(だったなんて去年知った)。とても期待できます。

「何かよくわからないけど、特別バージョンって言ってた」と運んで来たのがこちら。

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何か、すごい！

このラテアートはウヒョクさん作なのかスタッフさん作なのか不明だけれど、右のやつ、見たことのない色をしている。

日本から来店した私が記念に青い方をいただくことに。いただきます！

美味しい！色は全く関係なくて(多分)、丁寧に淹れられた本格的な美味しいカフェラテでした。1杯5000ウォンでこれが飲めるとは良心的(韓国のコーヒー価格は日本と同じ～ちょい高め)。ウヒョクさんを知らない方でも、マンウォンドンに足を延ばした際にはおすすめできるカフェです。

1つ注意点は、何も考えずにいただいていると、青いアートで唇が寒い日にプールに入った子供みたいな色になります。気を付けてね。

そして

勘の良い方はお気づきでしょう、歌舞伎揚げはどうなった？？と…。

ずっとずっと緊張していたけれど、どうにか友人が「友人が日本から来たので」とウヒョクさんに声をかけてくれました。ああ、チキンな自分！

サインをしてもらって、写真を撮ってもらって、お土産を渡しました。最後のチャンスだと思って「また日本に来てくださいね」と伝えたら、それまでクールだったウヒョクさんが笑ってくれて私無事死亡。さらに友人が「日本でのファンミーティングも行ったんですよ」って続けてくれて本当？って嬉しそうにしてくれました。それはそれは素敵でした。

という訳で、2018年が始まってたった1週間で今年最高の出来事を経験してしまったかもしれない話でした！

翌日の早い飛行機で帰国だったので朝5時には起きなければいけなかったのに、興奮してなかなか寝付けませんでした。2011年に1度だけ東京であったファンミーティングの後もそうだったなあ。本当に、スターなんです。今思い出してもやばい。