いきぬき或いはいきざま

オタクの話や日常のあれこれ

釜山で眉毛のアートメイクをした話

先日2泊3日で韓国の釜山に行きまして、次に渡韓したら絶対したいと思っていた眉毛のアートメイクをしたので、体験レポを残します。

施術後1週間の現在、今の所【やってよかった】と思ってます!

▼正直な現状

  • 特に肌のトラブルはない
  • 思ったより色が薄いから、本当は一度リタッチしに行きたい(けど、3ヶ月以内に釜山に行くことはないから我慢)
  • 眉の形は整ったし、メイクの時短には確実になった
  • 自然な仕上がり
  • すっぴん眉毛でも眉毛ないって程にはならない

という感じです。

サロン探し

渡韓を決めてすぐ、韓国人の友達に探し方を聞いたら、ちゃんとした実績があることなど以外に

  • インスタで「반영구눈썹(半永久眉毛)」と地域名で検索して好みのスタイルのサロンを見つけると良い

というアドバイスをもらい、インスタで探す日々が始まりました。

同時に

  • 施術直後は眉毛が濃くなって、クレヨンしんちゃん状態になるかも(韓国語で「クレヨンしんちゃん」は「짱구」という名前ですが、インスタにも「짱구❌」と紹介されているサロンを見かけました。これは「クレしん状態にはならない」という意のよう)
  • 直後は洗顔できない、メイクできないなど縛りがあるので、旅行中ならできたら最終日に

という忠告も受けていたので、最終日である日曜日に施術してもらえるところを探しました。

私はガチガチのメイクをするタイプではないので、希望は自然な仕上がりにしてくれるところ。

気になったサロンは日曜日のお休みが多く、最終的に見つけたのがNAVER検索で釜山の眉毛アートメイクを探している質問でおすすめされていた西面(釜山の繁華街で、今回の釜山旅行の宿がある地域)のサロンです。

予約

韓国のサロンの予約は、大体カカオトークで行います。

インスタのアカウントにカカオトークのIDが書かれていて、登録して予約時に必要な項目を送信すると、返事が来ました。

ただ、私が問い合わせたところは日本からのお客さんはLINEで受け付けていたので、カカオトークからLINEに誘導されるという流れ。私は韓国語でやり取りをしていたので、言語だけの切り分けではないらしかったです。

後で調べたら現地とお値段もちょっと違うみたいだったけど、

  • 日本語で対応可能
  • 前金を入れずに予約可能
  • 外国から来ることを想定しているのでもしもの事態(台風で飛行機が飛ばず旅行が直前になくなるとか)でも、キャンセルの説明がしやすそう

辺りを踏まえて納得しました。

ちなみに日本からの予約は33万wonで、当時のレートで37000円くらい。韓国のサロンの相場ではちょっとお高めの方だけど、日本の半額くらいなので決断。(3か月以内のリタッチは15万wonだそう)

無事、希望通り日曜の朝9:30に予約を入れることができました。

前日の朝に、予約時間のリマインドと「お酒やカフェインは控えてね」などの案内がLINEで届きました。

まずは麻酔

予約当日サロンを訪れると、日本語ペラペラなスタッフさんが応対してくれました。とても清潔で窓も大きく明るい空間です。

まずは眉毛周辺の化粧を落とされ、麻酔クリームを塗ります。ラップで覆って、50分待機。

この待ち時間、座るか横になるかを問われましたが、私は座って待ちました。

スマホWiFiも繋いでくれるので、前日に会っていた友達とカカオトークやLINEをしてたら、ワンちゃんを連れた院長先生(若い女性)が登場。

このワンちゃん(白いポメラニアン)、人懐っこくてめちゃくちゃ可愛かった!ちょっと遊べたので座って待って正解でした。

ただ事前の案内にワンちゃん情報は見かけなかったので、アレルギーがある人や苦手な人は要注意だな…とは思いました。

カウンセリング

待機時間が終わると、施術台(ベッド)に案内されます。

今度は実際に施術に関わるスタッフさん(呼び名が分からない…歯医者さんで言う歯科衛生士さんのような、スキルを持っている人)が案内してくれます。

このスタッフさんは詳しく聞かなかったけれど、日本語が母語で韓国語も限りなくネイティブ(釜山訛りまで)に話せる感じの明るい方でした。なので、言語はどっちでも良いですと言いつつ、日本語でお喋りしながらリラックスさせていただきました。

そして院長先生の登場。

私の顔にささっと眉毛の形を描いていきます。本当にささっと。

そして「あなたの元の眉の形からして、平行眉っぽく仕上げるのが良い」とか「左右の長さが違うのは、左右の顔の形が同じ人間はいないからで、あなたの場合は…」とか説明してくれます。

鏡で確認しながら長さだけちょっと調整してもらい、眉の形を決定。

この時、女優ライトみたいなのを付けた鏡に顔がどーんと映されるのだけど、顔面のあらゆる雑味が浮き彫りにされ「おでこのシワ取りと頬のシミを全部取るエイジングケアのコースが40万wonなので次回是非受けてください」と薦められる始末。こんなに現実を突き付けられたら受けてしまいそうで、来る予定なくて良かったです。

その後、普段のメイクのことや眉毛の仕上がりの希望を聞かれ、パウダーっぽい仕上がりと毛が生えたような仕上がりから選択。私は毛が生えた感じでお願いしました。どちらも自然に見えるそうだけど、今後メイクや髪色によって変化を付けたくなった時に、調整しやすそうな気がしたのが理由です。

ついに施術

麻酔クリームを塗っていても、眉に線を引かれてる感覚は普通にあったし、麻酔効いてないのでは??と一抹の不安を抱えながら、ついに入刀(?)です。これは院長先生がしてくれました。

ガリガリと、眉毛をなぞられる感覚。全く痛くないと言ったら嘘になるけど、ギリ我慢できる。できたら早めに終わって欲しいけど、ギリ耐えられる。というくらいの痛み。1、2回なら気にならないけど、10回連続でガリガリやられるとちょい辛いぞ、という感じでした(伝わる??)。

その後、選手交代。先ほどの日本語ネイティブスタッフさんが眉毛に色を入れていきます。「どこで韓国語覚えたんですか?」「お住まいは東京ですか?」など話しかけられながら、ひと通り色を乗せると眉毛を何かで覆われて「手で押さえていてください」と指示されます。そのまま10分。押さえないと色がしっかり入らないらしいです。

終了

10分経ったら剥がして色を確認し、眉の周りについた染料を落として終了です。

お支払い(現金のみでした)をして、5日分の保護クリームを受け取ります。すごく小さいけど、少量ずつしか使わないので十分ということで、実際ちゃんと保ちました。

そして施術後の注意事項はLINEで送られてきます。

所要時間は待ったり押さえたりの待機時間が1時間、その他が30〜40分くらい。

顔に飛んだ染料を取る時に、当たり前だけどメイクも落ちてしまうのが想定外でしたが(日焼け止めをスーツケースに入れてしまっていたので塗り直せなかった)、院長先生もスタッフさんも優しくフレンドリーで、気持ち良く対応いただけました。

肝心の出来も、クレしん状態は回避できていて、初日から良い感じでした。

1週間を過ごして

注意事項で1番厳しいのが「当日は眉を濡らさないで」「1週間は眉を洗わないで」というもの。

そして「10日間はファンデーションなどの使用に気をつけて」ということなので、眉の出来が微妙だったり、メイクに合わなかった場合に眉メイクをプラスすることができないのも、人によっては辛そうです。

洗顔、メイク落とし、化粧水はコットンを使い、3日過ぎた頃からは眉を擦らなければいいでしょ!と、眉を避けながら水でバシャバシャ始めてしまいましたが、お薦めはしません。

「3日目くらいからかさぶたになる」という注意事項もあったけれど、私はかさぶたにはならずに1週間が過ぎました。

私は金属アレルギーもあるタイプなので痒みが出るのでは、とも心配していましたが、保湿力の高く刺激の弱い色素を使っているとのことだったためか、そういった症状も出ていません。

眉の色味も、気持ち薄いですが、冒頭に書いた通りすっぴんでも眉毛の形が分かるくらいに残ります。元々眉毛が薄くて特に片方は麻呂眉だったので、雲泥の差です。

最後に

このブログはアートメイクをお薦めするわけではなく、1つの参考にしてもらえたらという気持ちで体験談を残したものです。

肌によって合う合わないもあるし、仕上がりが気に入らなくてもやり直しに限界もあるので、よくよく考えて、調べて、やったり、やめたり、日本の通いやすいサロンやクリニックで受けたり、色々な選択肢を持っていただけたらと思います。

もし私が行った釜山のサロンの情報を知りたい方は、DMでご連絡ください。(紹介したから何かあるとかは一切ないです…もちろん私にも)