いきぬき或いはいきざま

オタクの話や日常のあれこれ

2023年の現場を振り返る

2023年の推し活は、良くも悪くも1年の出来事と思えないくらいたくさんのことがありました。

そんな年の現場+αの振り返りをします。

▼主な推しの紹介(敬称略)

  • 塚田僚一A.B.C-Zのメンバー。去年デビュー10周年を迎えた旧J事務所のアイドル)
  • 佐野瑞樹(舞台俳優。脚本・演出なんでもこなす。元旧J事務所。2023年が生誕50年)
  • LEVIN(La'cryma Christiのドラマー。現在はサポートミュージシャンやスタジオ経営がメイン。年に2回自分のファン向けのイベントを開催する)
  • 成瀬瑛美 a.k.a マキシマムえいたそ(ex: でんぱ組.incプリキュア声優。現在はソロで活動)
  • トニー・アン(韓国で1996年にデビューした第1世代アイドルグループ H.O.T.のメンバー)

1月

  • 塚田僚一主演「風が強く吹いている」@シアター1010

1年の始まりが自担・塚ちゃんの主演舞台だなんて最高of最高。しかも箱根駅伝がモチーフで、肉体を使った表現が得意な塚ちゃんにうってつけの作品。所謂2.5次元にカウントされる作品のようで、表現のエンタメ力が強くてずっと舞台を走っているのに、息切れひとつせずにセリフをイキイキと届けてくれる塚ちゃんを始めとする演者の皆さんに感動しました。

そしてマネージャー役の西村菜那子さんが千秋楽後にツイートしてくれた、次の現場に急いで向かっていたら塚ちゃんがドア開けて「行ってらっしゃい!」と見送り、すぐダッシュしてエレベータのボタンを押して再び「行ってらっしゃぁぁい!」って見送ってくれたという塚田僚一素からハイジエピソードが大好きです。

6月に大阪で塚ちゃんと五関くんがダブル主演の「夜曲〜ノクターン〜」という演目の上演があると発表があったのも年明けてすぐ。この頃はまさか直前の年末に河合くんがメンバーにグループ脱退の意思を伝えていたなんて夢にも思っていなかったから、ただただ2023年のA.B.C-Zや塚ちゃんの活躍が楽しみなだけでした。

そして1月は「美しい彼」のドラマを一気見し、「推しドラマ」という概念が自分の中に芽生えた転機の時期でもありました。

2月

  • 成瀬瑛美 生誕祭2023 〜招福万来⭐︎えいたそ伝記〜 @WARP SHINJUKU

伝説の #ABCZ画質悪い ツイッターライブで幕を開けた2月。

2月と言えばえいちゃんのお誕生月。生誕祭でした。

1部がトークで2部がライブだったんだけど、1部のゲストは最上もがちゃん!動画や写真での2ショットは見ていたけど、リアルで2人が一緒にいるのを見たのはでんぱ組にもがちゃんがいた頃以来だから5年ぶりくらい?笑いっぱなしで楽しすぎた。

そして2部のライブは念願のオリジナルミニアルバムを引っ提げてのワンマンだから、オリ曲だらけ。その事実も嬉しいし、仕上がりや世界観が何段もレベルアップしていて、成瀬瑛美始まった!!!と思いました。

月末から、塚ちゃんは体調不良でラジオをお休みしたり。

3月

同じ会場で2週連続で開催された塚ちゃんの朗読劇と五関くんの朗読劇。「ベートーヴェン」で会場に足を踏み入れた瞬間の感想は「青い!!!」。1週間前と同じ会場のはずなのに、異空間のようだった。

塚ちゃんの話は不倫モノ?ドロドロしてるのかな、と期待半分(?)で挑んだけど、人間の深層に迫る会話劇で色々と考えさせられる話でした。

佐野くん50歳記念年のWBB初めも3月。

4月

  • 現場なし

4月は何をしていたかというと、「劇場版 美しい彼〜eternal〜」を観るために映画館に通ったり、コラボカフェでエビコロを食べたりしていました。(そういえば、舞台挨拶中継付きの映画鑑賞は現場にカウントするか否か考えていなかったので含めてないです)

「夜曲」が近づいて主演2名のメディア露出が増えようとしている頃、生放送のヒルナンデスには塚ちゃんがおらず五関くんが1人で出演。

5月

塚ちゃんは療養のためお休みに(参考:2023年5月3日、ある塚田担の日記 - いきぬき或いはいきざま)。「夜曲」の代役には主演舞台を熱演中のとっつーという発表。

LEVINくんのライブは超久しぶり。念願の声出し、念願のLEVINコール。「小さいな!」やってくれました。(「ボーカルの持ちギャグなんですけどね」と笑っていたが、ギャグだったのか)

6月

恒例のLEVINくんのお誕生日イベント(参考:レビパ2023 - いきぬき或いはいきざま)と、塚ちゃんが主演するはずだった大阪の舞台。チケットも取っていたし、とっつーの想いも受けて絶対に観なければいけないと大阪へ。

数年振りに訪れた大阪は、全ての食べ物が美味しかった!太陽の塔も観に行きました。

松竹座にはマッチを擦るツトム(五関くん)と、強くて危なげな十五(とっつー)が確かに生きていました。

7月

  • Tony An「2023 トニーアン コンサート 'My My'」@釜山ソヒャンシアター新韓カードホール
  • 佐野瑞樹出演 WBB vol.23「スパイラルスパイ」@紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
  •  Eins:Vier LIVE2023 "・・・from Dear Songs 1995@御堂会館" @渋谷SPACE ODD

神推しトニーのソロコンサートが!トニーは恒常的に音楽活動をしているわけではないので、コンサート開催はかなりレアなのです。日程的にソウル公演は厳しく残念に思っていたところ、釜山公演の情報が入り、勢いで韓国行きを決めて行ってきました。コロナ禍以降なかなか遠出することがなくなっていたので、久しぶりの海外旅行でもあり、2泊3日を満喫しました。

コンサートでは新曲の「The most beautiful days」という曲にちなんで、入場前に「あなたの一番美しかった時のエピソード」を書いて投函するとMCで紹介されるという企画がありまして、、、

信じられないことに私が書いた

日本から韓国語を勉強しにソウルに渡った途端にH.O.T.が活休に入ったときは泣いたけど、2017年にコンサートしてくれて完全体を拝めたのが最高に美しかった時です

というようなメッセージを読んでもらえるという奇跡が起きました。

更にステージから「どこにいますか?」と探され、挙手して、見つけられてトニーの視界に入り、そのままステージと客席で会話を交わすという信じられない展開に。推しが、こちらを向いて、言葉を発している、、???さらに私の返答を待っている、、???これ、どんな状況???

コンサートの前日に釜山に着いて、コンサートの翌日に釜山を発つというスケジュールだった私に

「なんで?もっと遊んでいかないの?韓国楽しいよ??忙しいの?」

と矢継ぎ早に質問を投げかけ、完全に気が動転した私は

「コンサートに来られたことがまず大満足だし、この後友達と打ち上げをして釜山名物のナッコプセを食べに行く予定なので短い時間でも十分に韓国滞在を満喫します」

と伝えたいところを

「ナッコプセを食べに行きます」

とだけ伝えて、その場を謎の空間にしてしまうという失態を犯しました。会場にいた皆さん、大切なMCタイムをすみません・・・。でも優しい周りの方は私の声が届かない時に代わりに大声でトニーに伝えてくれたり、終演後に声をかけてくれたり。コマウォヨ・・・。

本当にこれは2023年というか、人生トップレベルの大事件でした。最初に韓国語の勉強を始めたモチベーションは「いつかトニーと話してみたい」だったので、20年越しに叶った瞬間。

それにしても7月の現場ラインナップは、20年前と変わってなさすぎる。一度好きになるとなかなかやめないタイプのオタクです。

8月

  • 成瀬瑛美 「バビュッ!えいカラ夏パ〜ティ!〜えいみサマー!とハジけるサマー!な813の日☆〜@アイミュージックバー

えいちゃんがオタクのリクエストに答えてカラオケを歌いまくる神イベントに参加。えいカラには何度か参加しているけれど、リクエストはしたことがなく・・・勇気を出して「La'cryma Christi歌えますか?」と聞いたら思い当たる曲がない様子だったので、すぐさまLUNA SEAに切り替えるもまだ思い当たらない様子で、知らない歌もガッツで歌ってくれると知りつつも推しを困らせたくない一心で頭に浮かんだL'Arc〜en〜Cielをリクエストしました。したけど、そういえば私がラルクあんまり分からなかった・・・。「⚪︎⚪︎でいい?」の「⚪︎⚪︎」がどんな曲か全く浮かんでなかったけど、それで!となりました。

8月は他に「美しい彼」の原作者である凪良ゆう先生が「汝、星の如く」での本屋大賞受賞を記念して一日店長をされる書店に訪れ、「先生は神様です」と訴えるなどしました。

そんなこんなで月末に塚ちゃん復帰とフェス参加のお知らせ(参考:塚ちゃん復活 - いきぬき或いはいきざま)。帰ってきてくれて本当に本当に嬉しかった。

9月

  • 佐野瑞樹 出演/脚本/演出 sitcomLab vol.2 「トラベルモード」@上野ストアハウス
  • A.B.C-Z出演 「STARLIGHT TOKYO 2023」@有明アリーナ
  • 佐野瑞樹 バースデーイベント「50th」@SHIDAXカルチャーホール

9月にはなんと12月に上演されるえび座を最後にA.B.C-Zから河合くんが卒業することが発表されました。は?????

SLTは塚ちゃんの復帰ステージだったけど、めちゃくちゃに複雑な心境で臨むことに。全員が塚ちゃんのメンバーカラーである黄色をベースにした衣装で登場。塚ちゃん以外の黄色も新鮮でかわいい。やっぱりステージにいる塚ちゃんが一番好きだけど、この日はまだ無理しているようにも見えて、心からは安心できなかったのも確か。でも20回連続バク転は凄すぎて、復活なんだと受け止めることができました。

SLTでは日頃からBLドラマで俳優活動を楽しく拝見させていただいていた超特急のメンバーさんがアイドルしているところを観てしまい(しまい?)、気になり始めて曲を聴いたり動画を観たりするようになりました。沼落ちはしてないです、程よく好きです。

佐野くんの記念すべき50歳のお誕生日も!フォトブックが発売され(それはそれは天才の産んだ最高傑作でした)、お渡し会なるものが開催されて直接お祝いを伝えることができました。私、謎に手の指が荒れやすくてこの日も両方の親指に絆創膏を貼って保護していたのですが、ちょうどお渡しするときに佐野くんの視界に入ってしまい、「指大丈夫ですか」と言っていただきました。私なんぞにそんな優しいお声がけいただき恐縮の極み。

河合くんのことは、全く実感がないままでした。

10月

  • 成瀬瑛美出演「バビュ!★なトキメキガールズ対談☆ハピマジ*ミラクルサイエンスエクスプロージョン♪@LOFT9 Shibuya(配信視聴)

眉村ちあきちゃんのトークイベントにえいちゃんが出演し、予定があって現地にはいけないが絶対におもしれーだろ、との確信しかなかったので配信で観ました。当然面白かった。歌のライブでも対バンしてほしい。

10月と言えばドラマ「君となら恋をしてみても」が始まった月です。「美しい彼」を知っただけでも私にとって2023年のBLドラマ生活は激アツだったのに、もう1つ大切な推しドラマができてもうホクホク、キュンキュンです。その流れで、主演の大倉空人くんの所属するグループ「原因は自分にある。」の曲も聴くようになり、いよいよEBiDANが立体的に見えてきた時期です。

あ、あと我が自担の某週刊誌の記事が出たりしましたね。

11月

  • 成瀬瑛美 CDリリースライブ「いちにのさんで☆エイサッサー!〜えいたそ人生のあいうえお体操〜」@下北沢mona records
  • 佐野瑞樹 出演/脚本/演出 WBB vol.24「幻のイントルーダー」@赤坂RED/THEATER

安定のえいちゃん現場と佐野くん現場。「幻のイントルーダー」を観劇して会場を出たとき、近くにいたジュニア担のお客さんが「どんなに面白い舞台でも、途中で少しはそうでもないシーンがあるものだけれど、この話にはそれがなかった!」と話していたのが嬉しかったので、ここに記します。

12月

  • A.B.C-Z 出演/演出「ABC座 星劇場2023 〜5 Stars Live Hours〜」@帝国劇場
  • LEVIN主催 「クリパ2023」@中野Space Q
  • 成瀬瑛美「えいカラ大忘年会スペシャル!〜THE☆紅白バビュ合戦!!!☆〜」@J-SQUARE品川

遂に5人体制最後のA.B.C-Zを見納める時が来ました。が、どうやって向き合うか決められていなかったし、家庭の事情もあって年末が多忙になることが分かっていたので、12月10日の塚ちゃんの誕生日の公演だけ観劇することにしました。だから私の中では塚ちゃんのお祝いがメイン。それからフェス以来の塚ちゃんの完全復活した姿を見届けたい。ここまでで自分のキャパは溢れているので、河合くんがA.B.C-Zとして歌って踊るところを見るのはこれが最後だなんて、相変わらずまっっったく実感が湧かず、何度か「辞めるのやめよ?」と問いかけたくなる以外は、いつもと変わらない心情でした。

でもそのくらい、ギリギリまであたかも「これからもずっと一緒の5人」であるようなパフォーマンスクオリティと仲の良さをファンに見せてくれたということで、幸せなことだし、A.B.C-Zって良いグループだと思いました。今は実感できたような、まだ信じられないような、不思議な気持ちのままです。

えいカラが2023年の現場納めでした。8月のえいカラでリクエストに失敗した私。今度はえいちゃん世代でも分かるV系でリベンジを図ろうと記憶を手繰り寄せ、「Janne Da Arc好きだったな??!」と閃いて、何の迷いもなくAcid Black Cherry(注:弦楽器隊はラクリマ勢がサポートしていたから聴いてた)の多分一番有名なオリジナル曲「イエス」をリクエストしたものの、なんと「ジャンヌは全部分かるが、ABCは1曲も知らない」という事実が発覚。結果お任せでジャンヌの曲を歌ってもらいました。声質が合ってて、すごく良かったので結果オーライということで!来年は一発で分かってもらえる曲をリクエストしたいと誓った現場納めでした。

 

以上が2023年の現場+α。

来年は何より4人になったA.B.C-Zのパフォーマンスを観たいし、それから3月にある「なら恋」のBlu-ray発売イベントを当てたい気持ちです。(外れたとしても配信で見られることが予告されているのですが・・・なんという神対応

2024年もよろしくお願いいたします!