ぐらつく推し活
少し前に「推し、燃ゆ」という小説を読んでいたのですが、そこに出てくる「推し」には、あらゆる「萌え」ならぬ「燃え」が、固まったように押し寄せていました。
小説だからこんな風に話が組み立てられている方が分かりやすいけど、これはキツイな、と他人事面で読んでいたのですが、、
今、まあまあ近しい事態が押し寄せてない?と自分の周りを見て、感じています。
「メンバー脱退」「熱愛」「事務所の騒動」
私はどちらかと言うとどれも「受け入れられない」立場では「ない」ので、辛さは緩い方だと思っているけど、それでもなかなかダメージはあります。
ちなみに「熱愛」について少し補足すると、私には、推しの私生活に全く期待していないという前提があります。
・恋愛関係はだらしなかったり、舞い上がったり、騙されたりする
・お金の使い方は上手くない
・私服はダサい
以上は覚悟しています。パフォーマンスレベルのクオリティと同じくらい私生活の人間力も高いなんて求め過ぎでは…?という、私なりのリスク管理です。(私の推しが全てに当てはまっていると思っている訳ではなく、覚悟しているだけです。そして直近熱愛報道が出た推しは私服がオシャレなのでひとつ当てはまっていない!)
このざわついた状況が戻るには、パフォーマンスや作品を重ねていくしかないと思っているし、逆にそれさえあれば戻ることができると、信じる気持ちはあります。
何年か前にスキャンダルで燃えた別の推しグループのメンバーも、コンサートの挨拶で黙って長い長い長いお辞儀をして、パフォーマンスを通じてファンとの関係値を再構築したし、その何年か前にファンと関係が悪化していた別のメンバーも、やはりコンサートを境に信頼を取り戻していました。
いや、私の推しはそんなに燃えるんかい。
と、いうことは置いておいて。
全然気持ちは整理出来てないけれど、あまりネット上では語らずで行きたい。けど、もし「どちらかと言うと受け入れているスタイル」で話ができる人がいたら、直接話してみたい。けど、100人オタクがいたら100通りの推しとの向き合い方があるから、難しそうだな〜とか、色々考えてます。
ああ、早くパフォーマンスが観たい。